416個のおべんとう

秋は夕暮れ、とは良く言ったもので、最近の夕方の景色は昼間の空よりも増して綺麗ですね。田舎なので空を見上げると星も見えてとても好きな季節です。







おべんとう良い話だったね。首尾貫徹でおべんとうの話をしていて良かったと思います。

まあ感想というかなんと言うか。

1番泣いたのは開幕すぐから井ノ原くんの歌が聞こえているところだった。めちゃめちゃ良い曲やんけ......と思いながら聞いてた。井ノ原くんの手が見えて、声が聞こえただけで泣いてしまった。エンドロールで見たけどあれ作ったの渡辺さんなんだね。最高。KREVAさんもね。ありがとうございます。

渡辺さんのツイート拝見したけど、まじで作品中に出てくるもの作ってらしたんだね。あと福島県出身だし。でにろうさんもすごい人生歩んでるんだなぁ.......。

ここから映画の話に戻りますが、この親子インスタのIDの作り方が同じで見ながらほえ〜と思った。あと虹輝くん鞄開いたまま一樹と話しててそのまま学校に行くのかなと思いつつ見てた記憶がある。


話が前後しますが、虹輝がなんで坂の上に家を買ったのか?と質問した時。

「気に入ったからだよ」と言った後、「ママがね」って言葉も聞こえてきた。あれすごいね〜(小並感)

「もっと詳しく説明する?」

「もう良い。分かったから」

詳しく説明を頼んでも返ってこないことを分かってるから虹輝はこう言うんだろな、と。そして一樹は自分がこう言えばそう考えた虹輝が話を切り上げることを分かっていてそう言っているんだろうな。

全編を通して一樹は人の心を読み取るのが巧すぎると思う。見てる側としてはストレスが無いけど、人の気持ちに敏感でかつ頭の回転が速い、結果めちゃくちゃ空気の読める人に見えた。

そんな人に「今も君のことが好きで、これからも好きでいる自信がある。どうしたら良い?」って言われるってなぁ〜........それ言うか......?そういうとこだぞ..........











も〜ここからはエゴが爆発しますが、ライブハウスで歌う井ノ原くんを見てしまってなんと言うか。.......なんかなんか........。ね...。


私はライブハウス、箱と称される空間がたまらなく大好きで、あの手を伸ばせば届きそうな距離に居るカンジ、ステージライトに視界を奪われて、地面から鳴るような低音に身体の芯を揺さぶられマイクからの音に脳みそを支配されて狂ってしまう、あの感覚がとてつもなく愛おしい。

だから客側のライトが落ちて、TEN4が出てきた時に紛れもなく一体になったフロアから沸き起こる歓声に胸が躍った。上から見れば箱と表現するのが正しいような小さな空間。だけど果てしない場所。そこに井ノ原くんが立っているのを見れてしまったので、私のもしもと思っていたことが見れてしまったから考えてしまった。

もしも井ノ原くんがアイドルでなければ。

アイドルでなければもっと近くに行ける可能性があった。音楽をやっていないかもしれないけど、きっと井ノ原くんは音楽と切れない関係にあると思う。そして私は井ノ原くんに出会えていたと思う。例えアイドルじゃなくても、きっと。根拠なんてありませんが。

ライブハウスの魔力にかかっている私はあそこでライブをやって欲しいと常に願っている。心のどこかでは、客席なんてない、ペンライトなんて持たない己の身1つでステージに向き合いたいと願っている。無理なことなんて最初から分かっている。だけどあの井ノ原くんの姿を見たら、その思いに少しだけ熱がともってしまった。

ミラーボールが見れただけでテンションは簡単に上がった。手を繋ぐ2人にここでは手は繋ぐものじゃなくて挙げるものだろと思った。ライブシーンは最高すぎて気が狂った。五感で感じるもの全てがライブというものに支配されている、それはつまり最高の気分。









総括すると井ノ原くんがアイドルで良かったなという事です。書いてるうちに分からなくなったけど落ち着いたらこの結論になった。私の情緒、めでたしめでたし。


あとエンドロール見て思ったのが井ノ原くんってやっぱり歌上手いのな。私の記憶では映画の八割くらい井ノ原くんの歌声が聞こえてた気がする。サイコ〜だったな井ノ原くんの歌。








またかっこいい井ノ原快彦を見てしまって困るなぁ、もう。